コロナ禍明け 久しぶりの海外旅行はどこがいいかなぁ〜と考えている方にオススメしたいのが、ハンガリー・ブダペストです。
おすすめの理由は美しい町並みや歴史ある観光名所の数々もさることながら、他のヨーロッパ諸国に比べて物価が安いこと!円安で日本も含め各国で物価が上がっている今、ヨーロッパでもまだユーロ以外の独自通貨を持つ国々は比較的安く旅行ができるのが魅力です。
そして、パリやバルセロナ、ローマなどがオーバーツーリズムで観光客があふれかえっているのに比べれば比較的観光客が少なくて、混雑もほどほどというのもポイント高し!
というわけで、私が過去に2度訪れたハンガリーの観光名所を色々と紹介したいと思います。
ハンガリー・ブダペスト 絶対に外せない観光名所
実は数々のハリウッドの有名映画でイギリスやパリとして登場している場所の多くがハンガリーの首都ブダペストだったりすることがあるのはご存じでしょうか?
「これぞヨーロッパ!」な雰囲気を持つ街並み。クラシックの名曲「美しき青きドナウ」で歌われたドナウ川が流れる川沿いには、映画「ミッション・インポシブル」にも登場した有名な鎖橋があったり、ヨーロッパ一美しい国会議事堂があったり、、、と、見どころがたくさん。
今回はそんなハンガリーの首都・ブダペストを紹介したいと思います。
ブダペストにはブダとペストのエリアがある!
ブダペストは首都の名前ですが、実はブダとペストという2つのエリアに分かれています。
西側に位置するブダは丘の上に位置し、古い建物や歴史的な要素が豊富に残っているエリア。写真の左側になります。
一方、ペストは東側の平野に広がり、政治、経済、文化の中心で、近代的な建築や活気あふれる街となっています。(写真右側)
ホテルもブダ側は少し高級、ペスト側は近代的でオシャレなホテルが多く、お好みで選ぶことができます。
そしてこの二つのエリアの中央に流れるのがドナウ川。美しき青きドナウと言われますが、グレーっていうか、、、あまり青くはないですwww
ブダエリアの観光スポット
ブダエリアに向かうセーチェーニ鎖橋、そして王宮を中心としたエリアには多くの見どころがあります。ほとんどの観光名所が王宮まわりに集まっているので観光しやすいです。
また王宮エリアから見下ろすドナウ川が絶景です!
セーチェーニ鎖橋 :Chain Bridge
ドナウ川にかかる橋の中でも最も有名なのがセーチェーニ鎖橋です。ミッションインポシブルにも登場したブダペストを象徴する橋です。
全長380メートルで、ドナウ川で一番最初に架けられた橋だそうで、1849年に当時の最新技術を駆使して建設されました。
ペスト側からブダ側に見ると、2頭のライオンの像があるのも有名ですね。
橋は夜になるとライトアップされ、その姿が鎖のように見えることから鎖橋と呼ばれているそうです。夜のライトアップは本当に美しいですよ!
マーチャーシュ教会:Mattias Church
ブダ地区の王宮の丘にあるマーチャーシュ教会は、宝塚でも大人気のオーストリア・ハプスブルク家の皇妃エリザベートの夫、ヨーゼフ1世がハンガリー国王としての戴冠式を行った教会としても有名な教会です。その独特なカラフルな屋根と美しい2つの塔が目印です。
実は13世紀に建設が始まり、14世紀に現在のゴシック様式の姿に完成しました。その後、何度かの改修や再建が行われ、ルネサンスやバロックの要素も取り入れられたため、教会の建物自体には複数の建築様式の特徴が見られるそうです。
漁夫の砦:Fisherman’s Bastion
王宮の丘にある漁夫の砦は、ドナウ川とペスト地区の街並を見下ろす素晴らしいビュースポットです。
真っ白な尖塔と回廊が美しく、先ほど紹介したマーチャーシュ教会を改修した建築家によって建てられたもので、かつて ドナウ川で漁業を行う漁夫たちのギルド(組合)があったことから漁夫の砦という名前が付けられたそうです。
こちらの写真は漁夫の砦からみたドナウ川の景色です。
ブダ城(王宮):Buda Castle
王宮広場の中心にあるブダ城は、元々13世紀に建てられましたが、その後16世紀のオスマン帝国からの侵攻により倒壊し、18世紀に再建。その後も革命などにより壊滅的なダメージをうけ、何度か再建され1980年代に入って現在の姿になったという城です。
ブダ城内には国立美術館や歴史博物館などもあり、観光スポットとなっています。またブダ城の地下迷宮もちょっとしたスリルがあって人気だそうです。
夜になると王宮は美しくライトアップされます。ドナウ川クルーズで王宮のライトアップを楽しむのもおすすめです。
ペストエリアの観光スポット
ペストエリアの方の観光スポットはそれぞれが少し場所が離れています。国会議事堂の内部見学ツアーは事前予約が必要ですので、予約して出かけましょう!
国会議事堂:Hungary Parliament Buildings
ペストエリアの代表は世界一美しいと言われる国会議事堂ですね。
王宮の丘から見るハンガリー国会議事堂はドナウ川の岸辺に荘厳な雰囲気を与えていますが、近くに行くと、さらにその大きさと豪華絢爛な建物は圧巻です。
議事堂内は観光ツアーもあり、内部の豪華な装飾を見ることができるのも魅力です。
とっても混んでいるので、事前にインターネット予約をしていくか、ツアーでの申し込みがおすすめです。人数制限があるので、当日行って見学できないと悲しいですからね。
外から見るだけでも本当に価値のありますが、夜にはライトアップされてさらに美しいので、ドナウ川クルーズからぜひ見てみてください。
聖イシュトバーン大聖堂:St.Stephen’s Basilica
カトリックの大聖堂である聖イシュトバーン大聖堂は、ペスト地区の賑やかな通りからすぐの場所にあります。
ハンガリー建国の父である初代国王イシュトバーン1世の右手のミイラが収められていて、実物を見ることができるのでも有名です。
2本の尖塔と中央のドームの形が美しい建物で、ドームの高さは96メートル。
ドーム部分には登ることができ、そこからはハンガリーの街を360度見渡すことができます。
ヨーロッパには珍しく、エレベーターがあるので、安心♪
また、夜にはパイプオルガンのコンサートが開かれていることがあったりもして、オススメです!
ブダペスト中央市場:Budapest Market Hall
市内中心部にあるブダペスト最大の中央市場です。
元々はローカル向けの市場でしたが、アクセスも良く、知名度も抜群のため、観光客の数がものすごく増えてしまったそうです。
お土産などのまとめ買いや、ローカルグルメを楽しむための屋台などもあるので、観光スポットとして楽しむことができるかと思います。
英雄広場:Hero’s Square
英雄広場は、ハンガリーの歴史上の偉人や英雄を称えるために建設されたもので、広場の中央には、高さ36メートルのミレニアム記念碑があります。ここにはハンガリーの初代国王であるイシュトヴァーン1世をはじめ、ハンガリーの重要な歴史的人物や十字軍の指導者など、合計で14体の像が建てられています。
また、広場の左側にはブダペスト西洋美術館、右側には現代美術館があり、アート好きの人にもおすすめの場所となっています。
いかがでしたでしょうか?
個人的にハンガリーは景色が綺麗・物価が安い・観光客も多すぎないということで、とってもオススメなんです。
食事も美味しいので、またその話は別の機会に紹介したいと思います!