ロイヤルカリビアン社のカジュアル船ボイジャー・オブ・ザ・シーズでのシンガポール発着4泊5日アジアクルーズに行ってきました。
ひと昔前なら、お金持ちじゃないと行けなかったクルーズ旅行も、カジュアルな船の登場により、本当にお安いツアーで手軽に行けるようになりました!
でも実際カジュアル船での船旅ってどんな感じだろう。。。と疑問を持っている方も多いと思います。
私自身も実際行ってみて、「なるほど!こういうところがカジュアル船なんだなー」と実感することが多々ありました。特にアジアクルーズはある特長があるということもわかりましたので、良い面・悪い面を簡単に紹介したいと思います!
クルーズに興味ある方は、クルーズ専門旅行会社で、どれくらいたくさんのクルーズがあるか、チェックしてみましょう!
ベストワンクルーズ
ボイジャー・オブ・ザ・シーズで行くシンガポール発4泊5日アジアクルーズ概要
まずは私が申し込んだアジアクルーズの航路を紹介します。
- 船会社:ロイヤル・カリビアン
- 船:ボイジャー・オブ・ザ・シーズ(カジュアル船)
- 日程:4泊5日 シンガポール発着
- 出発日:2019年1月
- 寄港地:ポートクラン(マレーシア)・プーケット(タイ)
私たちのクルーズの日程はこんな感じでした。
1日目 | 東京深夜発⇒シンガポール早朝着⇒フェリー乗船⇒出港 |
2日目 | マレーシア・ポートクラン着 ※クアラルンプールまで車で2時間の場所 |
3日目 | プーケット(タイ)着 ※パトンビーチの沖合着(季節によってはパトンビーチから離れた場所に着くことがあるそうです |
4日目 | 終日航海日 |
5日目 | 早朝 シンガポール着 ⇒チャンギ空港深夜発 翌日東京着 |
クルーズにかかる旅費はどれくらい?
私たちは日本の旅行代理店を通じて、東京からシンガポールまでの航空券・港までの送迎・クルーズ4泊5日が付いているものを申し込みました。
クルーズは毎日出発しているわけではないですし、選ぶ日程によってコースが変わったりもするので、よく確認して申し込みましょう!
クルーズと飛行機を別で申し込むこともできますが、色々面倒だな。。。というのと、お得なツアー料金だったので、申し込みましたよ!
では、私たちが利用した時のツアー代金を紹介!(2019年1月のツアーでした)
※クルーズの時期、コース、為替レートなどにより費用は変わるのでご注意ください!
ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号4泊5日クルーズ
- お部屋:海側バルコニー付き
- 航空会社:全日空(シンガポール直行便)エコノミークラス
- 食事:クルーズ中の食事込み
- クルーズ時のチップ:含む
- 港までの送迎付き
ツアー代金
- ツアー代金 ¥145,000/1人
- 航空券諸費用 ¥19,700/1人
- 港湾税・諸税 ¥15,000/1人
合計:179,700円/1人
お安いですよね?ビックリです。これで、海側バルコニーのお部屋、全日空の直行便利用なんて!!!
今回利用したクルーズで良かった点&悪かった点を正直に書きます
では今回アジアクルーズを利用して、私個人として「良かった」と思ったところ、「良くなかった」と思ったところをまとめたいと思います。
ロイヤル・カリビアン アジアクルーズの良かった点
- とにかく料金が安い!お得!
先ほど掲載した通り、クルーズ料金はカジュアル船だと本当にお安く、普通にホテルに泊まるよりも安いくらいではないでしょうか?
食事も付いてるので 家族旅行などでいくならすごくお得だと思います。 - レストランが豊富で食事も飽きない
大型のカジュアル船は、レストランの数が多く、追加料金なしで利用できるメインダイニングだけでなく、ビュッフェレストランやカフェもあります。朝食も3箇所選択肢がありますよ!
また、ちょっとだけ別料金を払えば利用できるイタリアン・鉄板焼き等もあり、4泊5日くらいなら飽きません! - 遊べる施設やショーやイベントが充実
船の中で行われるショーやイベントが充実していて、退屈することはありません。
アクティブ派はバスケットボールやサーフィン、ロッククライミングなどもできますし
カジノがあったり、ダンスレッスンをやっていたり、何かしらイベントがあります。
夜はアイススケートショーやレビューショー、マジックショーなどを楽しめます!
また、生演奏などをやっていたりするので気分が上がります。 - 部屋が思ったより広く使い安い
私はもっと狭い部屋を想像していましたが、ベッドの他にソファもあってゆったりしていました。バルコニー付きにしたので、バルコニーでぼんやりするのも良かったです。
ビジネスホテルよりは広いのではないかな?と思いました。 - シンガポール観光もできる
シンガポールに到着するのは早朝。船の乗船までは時間があるので、少しシンガポール観光をする時間があります。
また、帰りの便も夜遅くの場合は、早朝から夜までシンガポールを満喫できます。
ロイヤル・カリビアン アジアクルーズの良くなかった点
良くなかったと思う点をまとめました。良くなかったというより、悪かった・・・かな?
- 団体利用者が多すぎ&マナーが悪い
これはどこの国でもそうですが、団体になると旅行客は我が物顔で他の乗客におかまいなく、好き放題に振る舞うことがありますよね?
まさにそういう人が多く見受けられました。ショーなどの入口での順番抜かしや後ろから押されたりすることも。。。
通路に座り込んで道を塞いでいるグループもいましたし、プールに下着のような姿で入るインドのおじさん。。。など、ちょっと考えられないマナーの人も。。 - フォーマルデーの優雅な気分は味わえない
船旅でオシャレができる「フォーマルデー」はちょっとした楽しみですよね?
でもアジアクルーズではこのフォーマルデーはほぼ無視されることが多いそうです。
メインダイニングに入らなければ服装をとがめられることがないので、特にインドの団体さんはフォーマルな服は用意せずTシャツ&短パンのままウロウロしています。
団体の人数が多いので、フォーマルな格好をしている方がちょっと浮いてしまいそう。。。
良い意味でとれば、そこまでガチガチのフォーマルウェアじゃなく、ワンピースにサンダルでも良いくらいです!って感じです。 - ショーを見るのに30分以上前から並ばなければならない
夜のショー、特にアイススケートショーは大人気だそうで、45分くらい前に行くとものすごい人が入口前に。。。
しかも、スタッフがきちんと管理していないせいか、列ではなくバラバラに人が溜まっていて、入口が開くと、人が殺到して危険な状態に。。。
人数制限があるのなら事前予約制にするとか、もうちょっと管理をしっかりして、わざわざ並ばなくても見られるようにしてほしい、、、と思いました。 - 寄港地が街から離れすぎている
これはコースによって違いますが、今回私たちが利用したマレーシアのポートクランは、クアラルンプールから2時間ほどかかる場所です。しかも車が渋滞するということで、街にいっても2時間くらいしか時間を過ごすことができない、、、とのこと。
私たちはあえてポートクラン港では下船しませんでした。
人のいない船の中は快適で、撮影をしたり、ゆったり探検することができたので、そういう選択肢もあるかな?と思います。 - プーケットで下船するのが大変
船は大きすぎて沖に泊まる必要があるため、ビーチまではテンダーボートという小さな船に乗り換えます。これが整理番号を取るシステムなのですが、ものすごい数の人たちがボートで下船するので、整理番号を遅く取ってしまうと、2時間くらい下船できません。
しかも、これもまた団体客の順番抜かし問題があったりで、下船するだけで苛々。。。
もっとシステマチックにしてほしいと思いました。
色々書いてみましたが、個人的にアジアクルーズは1回行けばいいかな。。。。なんて思いました。
一番の問題は団体客と船のシステムの問題ですね。
後もう1つは寄港地は重要です!
できれば、船から下りてすぐに観光する場所がある寄港地に行くクルーズを選んだ方がいいですね。せっかく来たのに船の中だけ、、、っていうことにもなってしまいます。
でも、初めてのクルーズなら、アジアクルーズはお値段も安くて、クルーズ旅行がどんなものかを体験する上では良いのではないでしょうか?
クルーズに興味がある方は、一度クルーズ専門旅行会社のサイトをチェックしてみることをオススメします!