知床半島は、北海道の道東、オホーツク海の南端に突出した半島で、原生的な自然環境が破壊されることなく残されていると言います。
ヒグマやエゾシカの生息地であり、天然記念物であるシマフクロウやオジロワシも確認させている生物の宝庫でもあります。
実は大昔に修学旅行で行ったことがあるのですが、その時は一瞬バスで通った程度であまり記憶がありません。
なので、改めて知床方面を旅行してみたい・・・と思ったのですが
- 車なしでもいけるのか?
- ツアーで行く方がよいのか?
自分自身が旅行を検討するに当たって調べたことをまとめてみました。
知床ってどこにある?札幌からの距離
知床半島は、北海道の道東、オホーツク海の南端に突出した半島です。
札幌からの距離は400キロ以上で、車で行く場合、高速を使って6時間はかかる距離です。
東京から名古屋に高速を使って行っても、5時間ちょっと。距離は約350キロなので、改めて北海道の広さを実感する距離ですね。
意外と札幌行くついでに知床もいってみようかな?なんて思う方もいるのかもしれませんが
距離的には東京→名古屋よりも遠いということを認識しておきましょう!
知床へのアクセス:飛行機+車?
知床に近い空港というと2つ挙げられます
女満別(めまんべつ)空港
そして
根室中標津(ねむろなかしべつ)空港です。
女満別(めまんべつ)空港利用の場合
女満別空港から知床は約100キロ。車で2時間ほどの場所です。
女満別空港へのフライトは
- 新千歳から 45分
- 羽田から 105分
- 関空から 125分 ※夏期限定
- 伊丹から 120分 ※夏期限定
- 中部セントレアから 115分
JAL、ANA、 AirDoが就航しています。
札幌からの便は1日6便ほどありますが
東京からは1日4便程度、名古屋、関空、伊丹などは1日1便と限られています。
⇒詳しくは女満別空港公式HPのフライト情報をチェック!
羽田空港から知床に行くには、飛行機と車で4時間ちょっとかかる・・・ということになります。
根室中標津(ねむろなかしべつ)空港利用の場合
根室中標津空港は、北海道標津郡中標津町にある空港です。
知床からの距離は 約115km で、車で2時間強の所要時間となります。
ANAが定期便を運行しており、2017年8月の場合
- 羽田から1日1便 所要時間約120分
- 新千歳空港から1日3便 所要時間約50分
となっております。
知床へは、新千歳空港を経由して行くことももちろんできます。
新千歳空港からは1時間弱です。
東京(羽田空港)や大阪(関空発)、名古屋(中部セントレア発)などのツアーで、レンタカー付きのものもたくさんありますので、お得で便利なものを選ぶことができそうです。
ANAでは、1泊ごとに宿を決められるフリープランが充実しています。ANA/AirDoで行く北海道 選べるフライト&ホテル
知床へのアクセス:車なしで自力で行くには?主要空港からバスで行く
知床へ車なしで自力で行くには空港からバスを利用することができます。
下記に主な空港からのバスルート、所要時間をまとめました。
実は知床にダイレクトに行くバスは、女満別空港からのエアポートライナーか札幌発のイーグルライナーのどちらかとなります。
※2017年8月現在
※女満別⇒ウトロ 片道
女満別空港発 | 知床エアポートライナー | 約2時間15分 | 1日3便 | 料金 3300円 |
札幌発 | イーグルライナー | 約7時間 | 1日1便 | 料金 8,230円 |
根室中標津空港、釧路空港からも行くことができますが、路線バスやJRを乗り継いでのアクセスとなります。
例えば、 中標津空港からですと、
中標津空港 ~ 中標津バスターミナル ~ 知床(羅臼町またはウトロ温泉へ)
となります。
具体的には、
空港から中標津バスターミナルに移動
↓
阿寒バス [釧路羅臼線] 1時間半で羅臼営業所へ
↓
羅臼営業所から阿寒バス [羅臼ウトロ線] でウトロ温泉バスターミナルへ
これはかなりハードル高いですね。
車でない限りおすすめできないルートです。
次は、車なしにおすすめの観光バス付きツアーを紹介します。