長崎 軍艦島上陸クルーズに行ってきました!
本当は昨年行くつもりをして予約をしていたのですが、台風の影響で上陸できない時期が続き、あえなくキャンセル。。。
今回は2度目のチャレンジで比較的天候も安定してそうな5月に予約をしました。
というわけで、今回はそんな軍艦島上陸クルーズの体験について書いてみますね!
長崎・軍艦島上陸クルーズの予約&準備
長崎の軍艦島(端島)上陸クルーズは認許を受けた船会社によって行われています。
私たちは「やまさ海運」の上陸クルーズで申し込みをしました。
各船会社によって船の大きさや発着時間、料金やコース内容が違うので自分のスケジュールに合うものを選ぶと良いでしょう。
船酔いが心配だった私は、ネットでどの会社の船が一番船酔いしないか、、、を調べて、比較的船が大きい「やまさ海運」にしました。
普通のクルーズと違って、少し準備が必要なこともありますので、まとめてみました!
- 事前予約する
どこの船会社を選ぶにしても事前に予約するのがおすすめです!「やまさ海運」は予約日に応じて早期割引もあるので、早めに決まっているなら予約しておいた方が20%〜5%の割引が受けられてお得です。
⇒やまさ海運 http://www.gunkan-jima.net
各社HPからの予約ができるようになっています - 誓約書の準備
どこの船会社で申し込んだ場合でも、誓約書が必要です。
安全のための注意事項を読み、上陸に際してのルールを理解したということで、誓約書に個人が一人一人サインをして提出しないと上陸できませんので、ご注意を!
小学生は保護者同伴の場合に限り上陸ができ、保護者の「軍艦島上陸についての承諾書」が必要。小学生未満は上陸はできません!(船への乗船は可能) - 受付&料金の支払い
ネットや電話で予約をしたら、当日は港の受付窓口で、料金(乗船料金と長崎市軍艦島上陸施設利用料金)を支払い、乗船券をもらいます。
首からかけるタイプの上陸証みたいなのをもらいますので、それを首からかける必要があります。 - 乗船
船は自由席ですので、なるべく早めに乗船口へ向かうことをオススメします。
私たちは平日に行きましたが、それでも20分くらい前には並びました。
なぜなら、2階のオープン席の右側に座りたかったからです。
※軍艦島が見える 2階オープン席の右手側の一番前の席が特等席です! - 出港
軍艦島までは片道45分ほどです。軍艦島にはトイレはなく、売店などもありません。
トイレは、船の中にもありますが、できれば事前に済ませておくことをおすすめします!
また夏場などは事前にペットボトルのお水などを持参しておいた方が良いと思います。
※ゴミはちゃんと持ち帰りましょう!
長崎・軍艦島上陸クルーズの感想・船酔いは?
上陸の可否と船酔いについて
軍艦島(端島)に上陸できるかは、当日の波の状態によるそうです。
どんなに晴れていても波が高い場合は上陸できないこともあるそうで、軍艦島に近づいた時点でもアナウンスで「上陸できるかの判断は近づかないとわかりません」と言われます。
私たちが乗船した日はものすごく快晴で、波も穏やかだったので、上陸できました!
そして、オープンの席に座っていたからか、あるいは、波が穏やかだったおかげか、酔い止めの薬、酔い止めバンドのお陰か、、、いずれにしても全く船酔いもなく、快適なクルーズを楽しむ事ができました。
※船酔いっぽい人は見当たらなかったので、おそらく波の状態が良かったのでしょう!
場合によっては揺れることもあるので、酔いやすい方は酔い止めを飲んでおきましょう!
そして、できれば早めに乗船できるように早く並び、2階のオープン席の外側(できれば右側)に座りましょう!後は出港したらスマホなどは見ないで、なるべく遠くを見ることをオススメします。
軍艦島までの45分ほどのクルージング中も景色を楽しみながら過ごすことができました。
船から見た軍艦島
軍艦島が遠くに見えてくるとテンションが上がります!確かにこうしてみると、軍艦に見えますね!
海の真ん中に突如として現れる廃墟。
海の青と空の青、そして、この海水や雨水に晒されて朽ち果てていく廃墟のビルのコントラストが美しくて、思わずため息が出ます。
上陸後の観光について
上陸後は複数のグループに分かれて、ガイドさんの案内通りに進み、それぞれのスポットで軍艦島で実際に暮らしていたガイドさんたちのお話を聞きます。
石炭が発見され、石炭の発掘のために多くの人が移り住んだ端島。
1960年には5,267人が住んでいたそうです。実際に島を歩いてみると、こんな小さな島に!?と驚きます。東京の人口密度の9倍だったそうですよ。
当時は近代化の象徴でもあったこの島は、繁栄を見せますが、石炭から石油へとエネルギーの中心が移り変わり、1974年に閉山。人々がこの島を後にしました。
当時の学校だったり、アパートだったり、病院だったりした場所がそのまま取り残され、潮風と波や、台風などによって自然に朽ちていっています。
ガイドさん達から「たくさん写真を撮ってください。この姿を後世に残すために」と言われます。この姿をずっと留めておくことができない軍艦島。今回訪問できて良かったな。。。と思いました。
帰りは左側に軍艦島を見ながら港へと戻ります。
帰りのおすすめは左側の席ですが、行きにたくさん見たので、帰りは右側の内側の席で潮風を感じながら帰りました!
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